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窓辺やベランダから、ぷっくりとした葉がシャララと垂れ下がる姿。
多肉植物 ネックレス系 どんな種類がある?
多肉植物 ネックレス系 どんな種類がある?
さて、多肉植物 ネックレス系と言っても、実は色々な顔ぶれがいるんです。
一番有名なのは、やっぱりあのグリーンネックレスでしょう。
まん丸の葉っぱが連なって、まるで緑の真珠のネックレスみたい。
これが基本形であり、多くの人が「ネックレス系」と聞いて思い浮かべる姿ですよね。
でも、それだけじゃないのがこのシリーズの面白いところ。
例えば、ルビーネックレスなんていうのは、茎が赤紫色で、葉っぱもグリーンネックレスより細長い感じ。
日によく当たると、本当にルビーみたいに鮮やかな色になるから驚きです。
あとは、イルカが飛び跳ねてるみたいな形のドルフィンネックレス。
これも人気で、あのシルエットがたまらない、と愛好家が多いんです。
他にも、ぷっくりアーモンド形の葉を持つアーモンドネックレスや、ちょっと毛羽立ったようなピーチネックレスなんて種類も。
どれも「垂れ下がる」という共通点はあるけれど、葉っぱの形も色も全然違う。
まるで個性豊かな兄弟たちが集まったみたいで、見ているだけで飽きません。
japanplantcare.comでも、色々なネックレス系の情報が見つかりますよ。
まずはどんな種類があるかを知るのが、この可愛い世界への第一歩ですね。
多肉植物 ネックレス系 失敗しない育て方
多肉植物 ネックレス系 失敗しない育て方
多肉植物 ネックレス系、置き場所で決まる生死
多肉植物 ネックレス系を元気に育てるには、まず「どこに置くか」が本当に大事。
ここを間違えると、どんなに頑張っても徒長したり、葉がポロポロ落ちたり。
彼らが好きなのは、とにかく「明るい場所」だけど、「直射日光がガンガン当たる場所」は苦手。
特に真夏の強い日差しは葉焼けの原因になります。
かと言って、部屋の奥まった暗い場所に置くと、茎ばかりが間延びして、あの可愛いぷっくり葉っぱが貧弱になっちゃう。
理想は、レースのカーテン越しの日光が当たる窓辺とか、午前中だけ日が当たるベランダ。
風通しも結構重要で、ジメジメした場所は嫌います。
風がスーッと通る場所に置いてあげると、病害虫の予防にもなるし、土も早く乾くから根腐れしにくい。
うちでは、南向きのベランダだけど、夏は遮光ネットを張って、午後の強い日差しを避けています。
ちょっとの手間で、見違えるほど元気になるから試してみてください。
多肉植物 ネックレス系、水やりは「控えめ」が鉄則
多肉植物 ネックレス系の育て方で、一番の難関と感じる人が多いのが水やり。
「どのくらいあげればいいの?」「いつあげればいいの?」って悩みますよね。
基本は「土がしっかり乾いてから、たっぷり」です。
ここでの「たっぷり」は、鉢底から水が出てくるまで。
でも、頻繁にあげすぎるのは絶対にダメ。
彼らは乾燥地帯出身なので、根っこが常に湿っている状態だと、あっという間に根腐れを起こして枯れてしまいます。
土の表面が乾いていても、鉢の中がまだ湿っていることもあるので、割り箸を土に刺してみるのも一つの手。
割り箸が湿っていたら、まだ水やりは不要のサイン。
季節によっても水やりの頻度は変える必要があって、生長期の春と秋は比較的多めに、休眠期の夏と冬はかなり控えめにします。
特に冬は、月に1回か2回、ごく少量で十分なことも。
私の失敗談ですが、初めてグリーンネックレスを育てた時、観葉植物と同じ感覚で水をあげすぎて、一週間でダメにしたことがあります。
あの時のショックと言ったら…
だから、水やりは「やりすぎない」を肝に銘じてください。
- 春・秋 (生長期): 土が完全に乾いたらたっぷり
- 夏 (休眠期): ほぼ断水、猛暑日は夕方にごく少量
- 冬 (休眠期): 月に1~2回、ごく少量
- 水やりのタイミング: 晴れた日の午前中
多肉植物 ネックレス系、水はけの良い土と適切な植え替え
多肉植物 ネックレス系を育てる上で、土選びも地味だけど大切なポイントです。
水はけの悪い土だと、せっかく水やりに気を付けても根腐れのリスクが高まります。
市販の多肉植物用の土を使うのが一番手軽で間違いがないでしょう。
自分でブレンドするなら、赤玉土や鹿沼土などをベースに、腐葉土などを少し混ぜる感じ。
とにかく「水がスーッと抜ける」ことを意識してください。
そして、意外と見落としがちなのが植え替え。
ずっと同じ鉢に植えっぱなしだと、根詰まりしたり、土の栄養がなくなったりします。
鉢底から根っこが出てきたり、水の吸い込みが悪くなったりしたら、植え替えのサイン。
だいたい1~2年に一度、春か秋の生長期に行うのがベストです。
植え替えの時は、古い土を優しく落として、傷んだ根っこがあれば取り除きます。
新しい鉢に植え付けたら、すぐに水やりはせず、数日置いてから水を与えましょう。
これは、植え替えで傷ついた根っこを乾かして、雑菌が入るのを防ぐため。
ちょっとした一手間ですが、これで根張りが全然違ってきますよ。
多肉植物 ネックレス系 もっと増やしたい!
多肉植物 ネックレス系 もっと増やしたい!
多肉植物 ネックレス系を育てていると、「これ、もっと増やせるんじゃない?」って思いますよね。
あの可愛い姿がどんどん増えていったら、ベランダが緑のカーテンみたいになって楽しいだろうなって。
実は、このネックレス系、増やすのがめちゃくちゃ簡単なんです。
主に「挿し木」っていう方法で増やすんですけど、特別な技術は何もいりません。
ニョロニョロ伸びた茎を、適当な長さにチョキンと切って、それを土の上に置いておくだけ。
これが本当に信じられないくらい簡単に根付いてくれるんです。
切った茎から新しい根っこが出てきて、そこからまた新しい葉っぱが生まれ、どんどん伸びていきます。
初めてやった時は、「え、これだけでいいの?」って拍子抜けするくらいでした。
春か秋の生長期にやるのが一番成功しやすいですよ。
増やしたい多肉植物 ネックレス系があったら、ぜひ試してみてください。
- 増やす時期: 春か秋(生長期)
- 使う部分: 伸びた茎
- やり方: 茎をカットして土の上に置く
- 成功のコツ: 乾燥させてから土に置く(切り口を乾かす)
多肉植物 ネックレス系 よくある悩みと解決策
多肉植物 ネックレス系 よくある悩みと解決策
葉っぱがしわしわ、ポロポロ落ちる…これってどういうこと?
多肉植物 ネックレス系を育てていて、一番「あれ?」って思うのが、葉っぱの異変じゃないでしょうか。
特に多いのが、ぷっくりしていた葉がしわしわになってくるパターン。
これは単純に水不足のサインのこともあれば、根っこが傷んで水を吸えなくなっている可能性もあります。
「え、水やりすぎてるのに?」って場合は、根腐れを疑った方がいいかもしれません。
逆に、葉っぱが黄色くなってブヨブヨしたり、触るとポロポロ落ちたりするのは、水のやりすぎか、風通しが悪くて蒸れている証拠。
特に梅雨時期なんかは要注意です。
「可愛いからつい水をあげすぎちゃった」なんて経験、私だけじゃないはず…。
あのぷっくり感を取り戻そうと焦って水をあげても、根っこが機能してないと意味がないどころか、かえって悪化させることもあります。
葉っぱの状態をよく観察して、「しわしわ=水足りないかも(でも根腐れもチェック)」「ブヨブヨ=水あげすぎ!」と判断するのが大事です。
ひょろひょろ徒長と色が出ない問題
もう一つのよくある悩みが、茎が間延びして葉っぱの間隔が広がる「徒長」。
これはもう、間違いなく日照不足のサインです。
「うちの子、なんかスタイル悪くなってきた…」と思ったら、もっと明るい場所に移動させてあげてください。
一度徒長した部分は元に戻らないので、気になるなら挿し木で仕立て直すしかありません。
あとは、ルビーネックレスみたいに色が綺麗に出ない、緑っぽいまま、というのもよく聞きます。
これも光量不足が原因。
ルビー色は、強い日差し(でも葉焼けしない程度に)に当たって生まれるストレスカラーなんです。
「うちの子、全然ルビーになってくれないんだけど?」と嘆く前に、置き場所を見直してみましょう。
ただ、品種によっては元々あまり赤くならないものもあるので、そこは見極めが必要ですね。
健康的な緑も可愛いですが、せっかくならあの鮮やかな色も見たいものです。
多肉植物 ネックレス系 よくある悩みと対策まとめ
- 葉がしわしわ、元気がない: 水不足または根の異常(根腐れ、根詰まり)。土の乾きを確認し、必要なら植え替えも検討。
- 葉がブヨブヨ、落ちる: 水のやりすぎ、蒸れ。水やりを控えて風通しを良くする。
- 茎がひょろひょろ(徒長): 日照不足。日当たりの良い場所へ移動。
- 色が薄い、赤くならない: 日照不足。より光が当たる場所へ移動。
ネックレス系多肉と、これからも良い関係を
さて、多肉植物 ネックレス系の世界、いかがでしたか? 水やり一つとっても、ただ漫然とやるのではなく、彼らの声を聞くように観察するのが大事だってこと、伝わったでしょうか。
環境に慣れてしまえば、意外と丈夫な子たちです。ちょっと徒長しちゃった? 葉が落ちた? 大丈夫、それもまた成長の過程。次はどうすればいいか、今回の知識がきっと役に立つはずです。
彼らが元気に、あの可愛い姿を維持してくれるだけで、毎日ちょっと嬉しくなりますよね。
ぜひ、あなたのベランダや窓辺で、シャラシャラと揺れるネックレス系多肉との暮らしを楽しんでください。
困った時は、この記事をまた思い出してくれると嬉しいです。